お子様の急な病気・ケガ
お子さんの急病やケガで心配なとき、病院へ行った方がよいかどうか判断に迷ったときは、大分県こども救急電話相談をご利用ください。看護師が相談に応じます。
相談時間外は県庁ホームページで公開している「小児救急ハンドブック」をご活用ください。
※保護者の目から見て、明らかに緊急を要する場合は119番をご利用ください。
●電話番号
#8000 または 097-503-8822
●相談時間
月から土曜日 19時から翌朝8時
日曜・祝日 9時から17時、19時から翌朝8時
小児救急ハンドブック
こんな時にはすぐに119番!
かかりつけの小児科医等
大分県では、お産前またはお産後早めに、かかりつけの小児科医を作っておいて、お産後の育児不安をすこしでも早く解決しようという育児等保健指導(ペリネイタル・ビジット)を県医師会と協力して推進しています。
育児等保健指導(ペリネイタル・ビジット)
必要に応じて、かかりつけの小児科医や、歯科、耳鼻科へもご相談ください。また、県小児科医会編パンフレット「“はじめてのお母さんへ”-小児科医からの子育てアドバイス-」にも役立つ情報が載っていますのでご一読下さい。
県小児科医会編パンフレット「“はじめてのお母さんへ”-小児科医からの子育てアドバイス-」
離乳食について
離乳食は、赤ちゃんが食べ物から栄養をとる最初の一歩です。口の中でかみ砕き、つぶし、飲み込むことやいろんな味を覚えます。よだれがよく出て、食べ物に興味を示すようになったら始めてみましょう。
※なお、1歳未満のお子様にはハチミツをあげないでください。食中毒の危険があります。
離乳食についてご相談があるときは、お住まいの市町村の母子保健担当課へご相談ください。
妊娠中・産後の体調や育児に関する相談
赤ちゃんが泣き止まない
赤ちゃんが泣き止まないときは、まず、赤ちゃんがほしがっていると思うもの(ミルク・おむつを替える・抱っこ等)をたしかめてみましょう。
また、おくるみで包んであげる・「シー」という音を聞かせる・ビニールをくしゃくしゃさせるなど、赤ちゃんがおなかの中にいたときの状態を思い出させてあげるのも効果的です。
決して赤ちゃんを激しくゆさぶってはいけません。
育児にお悩みの時は「おおいた子育てほっとライン」にお気軽にお電話ください。
高熱があるときは、医療機関を受診してください。
子どもが食事をたべない
ご飯をたくさん食べてくれる子もいれば、スプーンすら受けつけず、ほとんど食べないという子もいるでしょう。
食べることよりもいろいろなことに興味が出てくる時期は小食になりがちになることもあります。
「身体発育曲線」の線に沿っていて、機嫌良く元気で過ごせているかの観察は大切です。
盛り付けを少なめにすると、残さず食べられた達成感から食べることへの意欲がわくようになります。まずは食事が楽しいという気持ちを持ってもらうことが大切です。
ただし、あまり食べず、成長も横ばいという場合には、一度小児科を受診しましょう。
歯が生えない
乳歯の生える時期や順序には個人差があり、半年以上の幅があります。生後6か月から8か月頃に最初の乳歯(ほとんどが下の前歯です)が生えてくる子どもが多いのですが、早めの子どもでは生後4か月頃に、遅めの子どもでは1歳頃に生えてきます。
1歳を過ぎて歯が生えてこず、不安を感じるようなら歯医者さんを受診しましょう。
子どもが寝ない
子どもを寝かしつけようと一緒に布団の中に入っても、なかなか眠ってくれないことがあります。一日の過ごし方によっては遅い時間になっても目が冴えたり、興奮したりとなかなか眠くならないことがあります。寝かせ付けの工夫として、部屋の電気を暗めにしたり、テレビやスマホを目の届かない場所に移動したり、お子さまが自ら寝ることを意識する入眠のきっかけづくりとなるよう「絵本を読んだら寝る」「パジャマに着替えたら、歯磨きをして布団に入る」な寝る前にすることを決めてあげると、眠りにつくまでの流れができあがり、習慣になっていきます。
ことばが遅い
同じような年頃のお話が上手な子どもさんや育児雑誌などを見たりして、子どもの言葉が遅れているのでは?と心配になることもありますよね…。
言葉の発達には、いろいろな要素が複雑に影響しています。例えば、聴力や理解力、発声するために必要な器官の働きなど。
「2歳までに単語が出ない」「3歳までに二語文を話さない」など、言葉が明らかに遅れていると感じたり、心配になったときにはかかりつけ医、保健師、保育園・幼稚園の先生などに相談してみましょう。
トイレトレーニング
「トイレトレーニング、うまくいくかしら」…と不安に思っているおうちの方も多いでしょう。トイレトレーニングに一番おすすめの季節は、薄着になる春から夏です。薄着の季節は、トイレに行ってもすぐにズボンやパンツを脱ぐことができ、洗濯物も乾きやすいので、おうちの方の負担が少なくて済みます。
遊びに夢中になっていたり、伝えるのが遅れたりして失敗することも少なくありません。焦らずに、徐々に失敗を減らせるようにしていきましょう。
また、自分からトイレに行けた日は、カレンダーシールを貼るなどしてやる気を引き出すのもいいでしょう。